F-16 ファイティングファルコンとは
F-16はアメリカ合衆国のゼネラル・ダイナミクス社(現ロッキード社)が開発した戦闘機。
安価で高性能、ですがそれだけでなく、軽量タイプの戦闘機での実力サーチを目的として開発されました。
「マルチロール機」というカテゴリーに分類されます通りあらゆる曲面に於いての運用・戦闘が可能、その幅の広さが人気を博し22カ国もの国々で運用されています。
機体デザインは、「ブレンデッドウィングボディ」という、あたかも翼と胴体が融合一体化になったかのような機体形式を採用。操縦かんが中央ではなく右端にあるというのも特徴です。
ファイティング・ファルコンという愛称は、ファルコンだけだと商標にひっかかるため、ファイティング〜を追記したもの。
「たまごひこーきシリーズTH3 F16ファイティングファルコン」パッケージ。
標準小売価格:840円(税込)
イラストの女の子の名は「クレア・フロスト」(公式サイトより)。ドイツ出身の無口な女の子です。
ボクがはじめて見たF-16は、小学館のノートの表紙を飾っていた、トリコロールカラーの「YF-16」もしくは「F-16FSD」機体。
あれが目に焼き付いて離れません。だから、今回もそのカラーリングで仕上げました。
本来なら、実戦機(F16)とプロト機(YF16)ということで実は細かい差違はあるのですが、
たまごひこーきってことで、大目にみさせていただます^^;
パーツチェック
パーツ数は少なめ。ラクしたがりのボクとしては、ありがたいです^^;
ディテールライン(モールド)は、たまごひこーきってことで、細かい設定はアリマセン
しかしデカールは充実。なんと、トリコロールカラー用のデカールまで用意されています!F16の斜体文字なんかそうです。ただ、「YF16」じゃなく「F16」なので、FSD機となりますですね。
ピトー管です。F-14トムキャットのときにパキッと折っちゃったヤツであります。
取り扱いは慎重に^^;
うっかり折ったときには真鍮棒を使いますが、なるべくオリジナル形態を保ちたいというのがボクの理念でして。
製作開始
胴体は上下割り。
間にはさむパーツがないのがうれしいです。
ジョイント(突起と穴)接合部がないので、ズレやすいですが反面合わせ目スキマがうまれにくく、今回も生まれなかったのでパテを使わず接着剤にて合わせ目消しを行えました。
尾翼と主翼の間の合わせ目、ここだけはパテ埋めが必要になりました。
いろいろな資料をかき集め照らし合わせたところ、この合わせ目は消した方がいいと判断、
かなりのスキマなのでパテで埋めることにしました。
パイロットつき。
貼り合わせるだけのシンプルなものです。
ふたたび胴体。
ベントラルフィンという、水平安定用の補助的な翼を接着し、
この段階でサーフェイサーを吹きます。
ランディングギヤ・車輪はゲート跡ごとパーティングラインを消し、タイヤブラックで塗装。
もつとこがないのでリムへピンセットを挟み込み宙に浮かしています。このピンセットは、手を放すと掴む逆タイプのもの。ダイソーで105えん。
本塗装します。
白→青→赤の順に塗装しました。
このカラーリングをみて相方が「ワンダバの飛行機?」とか言ってます。実在するF-16のカラーリングですっ
パイロットを乗せます。
パイロットのカラーリングは、パッケージの女の子のイラストや実際の空軍の資料をみながら塗装しました。
垂直尾翼は単体で仕上げます。3色の比率は実際のF-16の資料をみながら決めました。
F-16のデカールも貼ります。
「GENERAL DYNAMICS」「YF-16」というデカールが欲しかったが、とりあえずこれでガマン。 オリジナル自作する時間もないし。
それにしても、デカールに「魔女専用」って・・・・・
ちょっと創作意欲そそるデカールがありますな。今度手がけてみよう。
垂直尾翼の取付けの際には、まっすぐ立っているか、傾いていないかをよく確かめて。
干渉がないかキャノピーを仮設置。あくまでキャノピー接着は一番最後、クリアコートを吹き終わってからです。
排気口部の、凹モールド上にゲート跡。スジ堀りしなければなりません。
もちろんPカッターで処置しましたが、こういうのやめてほしいっす、ハセガワさん。
黒鉄色で塗装して、スミイレ。
このあと、「NO PUSH」と書かれた小さな小さなデカールを貼っていきます。
余談ですが、アフターバーナーって登録商標だったんですね。知らなかった。
主翼の端に装備される、ミサイル。
生産時にできた丸いくぼみは、パテで埋めて整形。
パテ盛りました。
ミサイルを塗装中。
資料を見ると赤のラインが1、黒のラインが2本あるので、同じようにライン引き。
マスキングテープを使ってエナメル系で塗装。
できました。
ランディングギアの差し込みはちょっときつめ。
むりに押し込もうとすると車軸を折っちゃいそうなので、少し削って差し込みました。
ミサイルを接着して、残りのデカールを貼り、
仕上げにクリアーコート半光沢を吹いて完成。
キャノピーをかぶせるのは一番最後で。
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