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たまごひこーき」とは


たまごひこーき」は、1980年代、ハセガワ(当時社名・長谷川製作所)より発売された、その名の通り丸くタマゴ形にディフォルメされた航空機・戦闘機のプラモデルのシリーズ総称。

そのデザインもさることながら、シンプルでパーツ数も比較的少なく、そして安価、などなどお手軽さから人気を呼び、低学年児童からオトナまで幅広く愛されました。
名称も当時はたまごひこーき のようなひらがなではなく「たまご飛行機」と記載されていました。


その後絶版状態がつづきましたが、2007年についに再販。かつてのモデルの復刻版あり、あたらしく生み出されたモデルあり、現在24種が販売されています。
また、限定生産品として4種が発売されました(2013年4月現在)


価格は840円(税込)(2013年4月現在)



たまごひこーき F-14トムキャット
これが現在のたまごひこーきパッケージ。
女の子キャラが加わったとこは、現代の時代背景を反映しているというか^^;
女の子のコスチュームはその航空機のパイロット服を着るという設定です。



これが組み立てたもの。
手のひらに収まるサイズで、各機ノンスケール。
プロペラ機は一応回転ギミックあり。ランディングギアの車輪は動きません。ギア収納機構はありません。
コクピットのキャノピーも開閉はしません。

塗装は必要。でも、マーキングやカラーリングはデカールが充実。
この零戦も主翼の識別帯(黄色い部分)とプロペラのワンポイント黄色以外はすべてデカールを貼っています。(識別帯もデカールあったのだがうっかり先に塗装してしまったにすぎず)


基本的に復刻版のたまごひこーきは、初版のをそのまま新パッケージ・新解説書で再販しています。
だから、金型がだいぶ弱っているのか、バリやずれたパーティングラインもみあたります。
しかし!  当時はバリ取りこそが基本でした。  このたまごひこーきも、その当時の基本作業すらも再現してくれているのではないでしょうか。

あのころの、手間のかかった製作過程。「なんだよーこれパーツ合わせられないじゃないかよー」「こんなとこにこんなパーツあったら、100パー折るっての」なんてぼやきながらせっせと作っていたあのころの追憶も蘇ってくる、それこそがたまごひこーき作りの醍醐味のではないでしょうか。





レア!初版ものたまご飛行機

たまごひこーき F-14トムキャット
これが初版のたまご飛行機のパッケージ(ミグ-15)。
キャッチコピーは、「ゆかいで楽しい新ホビー」
右下のHASEGAWAのロゴマークもたまごにアレンジされています。
当時のデフォルメはコクピットがやや小さめで、現在のたまごひこーきとは少しデフォルメ趣向が異なっているように思えます。

たまごひこーき ミグ-15
箱の横側。たまごひこーきイラストと、本物の飛行機のイラストが描かれ、右にはオリジナルな塗装例も紹介。
初版モデルには、吸盤を使ったスタンドも入っていました。復刻版には梱包されていませんですね。
(画像をクリックすると拡大します)


たまごひこーき ミグ-15
反対側の横側。他のたまご飛行機シリーズをラインナップ掲載。
初版モデルの製品番号1は、零戦でした。




初版のロゴ。
復刻版からはオールひらがなで「たまごひこーき」となっていますが、当時は「たまご飛行機」でした。



当時の価格、350円。
1980年代当時の価格です。



説明書は、オールひらがなでした。 説明2に、「バリのとりかた」掲載されてます^^






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