T-4 "芦屋スペシャル"について
T-4は、航空自衛隊が運用している純国産練習機。ブルーインパルスの機体としても使われています。
この芦屋スペシャルは、芦屋基地に所属されているT-4の中でも、第13飛行教育団の50周年にてデビューした、記念塗装機。
50の数字と13の数字をモチーフにし鷹をあしらったマークなど、この機体のためだけのオリジナルカラーリングです。
ふだんは別の(といってもこれもそこそこ派手なんですけど)のT-4練習機が飛んでいます。
T-4 公開データ
名称 / F3-IHI-30
全長 / 約13.0m
全幅 / 約9.9m
全高 / 約4.6m
自重 / 約3.7t
全備重量/ 約5.6t
機体製作/ 川崎重工
エンジン/ 2基 最大速度/ マッハ約0.9(約1,040km/h) 推力 / 約1,670kg/1基
エンジン製作/石川島播磨重工
武装 / なし
実機プラモデルとしては、T-4そのものは各種発売されていますが、スペシャルカラーについてはまだ未確認です。
芦屋基地サイト(外部リンク)
T-4記念塗装機(芦屋スペシャルの実機)のページ(外部リンク)
「たまごひこーきシリーズ60501 T-4芦屋スペシャル」パッケージ。
標準小売価格:840円(税込)
限定生産品。この「限定」という言葉に負けて買ってしまいました。
イラストの女の子の名は、2009年12月現在まだ名前の公式発表はありません。そのうち発表されたら追加掲載します。
パーツチェック 〜デカールがすごすぎ〜
パーツ一覧。
製品そのものは先に発売中の「T-4ブルーインパルス」と同じ。
胴体は3分割。
デカール。
デカールを貼るだけで芦屋スペシャル・カラーがすべてまかなえるようにできています。
これにより未塗装の方も安心。 とはいえ、これだけのデカール。ズレや気泡など難易度高そう。
見た目にもやばそうな部分。
ゲートのすぐ左となりに尾灯の突起。間違えて削りとってしまわないようにしないと・・・・・・・・
あと、いつも思うのですけど、せめて説明書に機体解説ぐらいは掲載してほしいなと思う、たまごひこーきシリーズの説明書。
すべての方が航空機に精通しているとは限らない、ボクだって日々学習しながらの製作&掲載なのですから。
事実この”芦屋スペシャル”も、このまキーワードで検索してもでないから、”芦屋基地”の存在をしらなければ「第13飛行教育団」と「50周年記念塗装機」の存在は発見するのなかなかだと思うのです。
製作を開始します
コクピット。ニュートラルグレーで塗装。
周囲はデカールがないので、一番近いモンザレッドで塗装しました。
胴体は3分割。
まず縦2分割の胴体を、コクピットをはさんで接着します。
もちろん合わせ目があります。
エア・インテークの部分は事前につや消しブラックで塗装。
エア・インテークを差し込みます。
この合わせ目、実機をみる限りここはディテールとしてはないようなので、パテにて消すことにしました。
下半分を接合。
合わせ目はノーズとテール部分は消し、両サイドはディテールラインとします。
モールドっていいかたもしますが単にディテールラインの方が解釈しやすいので以下もこう呼びます。
ディテールラインとする箇所には事前にエッジをペーパーがけ。これにて合わせ目じゃなくディテールラインっぽくみせることができます。
(撮影用にへんな持ち方をしていますが実際はこうじゃないです)
こうなります。
ただの合わせ目よりも、こっちのほうがディテールラインっぽい。
もちろん、接着剤の塗布は行いません。
翼。 主翼は2パーツ構成。 上の小さいのは尾翼です。
この合わせ目を活かすか消すかまよいましたが、活かすことにしました。
主翼、尾翼共に取り付けました。
これで飛行機としての形になりました。
まだパイロットとキャノピー取付が行われてませんが、まずはコクピットをマスキングして胴体塗装、この組み立て過程の中での最大のヤマ場の芦屋カラーのデカール貼りにとりかかります。
まずはサーフェイサー吹き。パテ修正をしましたので、一応サーフェイサーを吹いて跡がめだたないかをチェック。
このとき、胴体にヒケが2箇所みつかりましたので、パテで補修しペーパーがけ、再サーフェイサー吹きをしました。
現在製作中・・・・ 順次UPしていきます。
<このページはかきかけのものです>
参考にさせていただきましたサイトさま
Kawasaki T-4 ディテールファイル
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